駅伝初心者のための箱根駅伝講座 3 ~選手紹介編1~
- 記事概要
この記事は複数回にわたるシリーズ記事になります。
- 箱根駅伝の概要、各区間紹介 駅伝初心者のための箱根駅伝講座 1 ~箱根駅伝とは~ - metalnの書き置き
- 展開予想 駅伝初心者のための箱根駅伝講座 2 ~展開予想編~ - metalnの書き置き
- 選手紹介(今回)
- 今回の概要
今回からは、実際に走る選手紹介です。とは言っても、210人のこと僕も正確にはわかってないので、一部の方を厳選してです。今回は
静岡の好敵手コンビ
- 東大最速ランナー 近藤秀一(関東学連・東大・3)
- 湘南の風の戦士 下田裕太(青山学院・4)
の2人でいきます。
この2人、近藤が東大に1浪しているため学年は違いますが、同年代です。
僕が語るより、既存のニュース読んでもらった方が早いのでくわしくはこちら。
- 近藤秀一
まぁ気になると思いますが、東大生です。はい。13年ぶりの東大生ランナーです。
今年の関東学連チーム(今は関東学連選抜ってチーム名じゃないんですね、書いているときに気づきました)で他大学の4年生(とはいってもたぶん同年代ですが)をはねのけての主将任命。箱根予選会では学連チーム1番、全体の20番目、20km59分54秒と1時間切りを成し遂げる実力者です。今年の東京マラソンでも2時間14分13秒の好タイムで見事学生2位を成し遂げました。1位の中村(青学・4)は箱根エントリー漏れしてました。
箱根では1区を希望しており、メンバー決定レースの結果、チーム1位の成績となり、1区で走ることがほぼ確実になりました。1区ということで、映る機会も多い区間です。一桁順位で襷を繋いでくれることを期待しています。
- 下田裕太
本題です。僕の推し選手なので語ります。同年代ランナーで初めて心動かされたので。うん。
俺オタクだけどこう見えても平塚と戸塚の間の21キロではここ2年誰にも負けてないぐらい足速いよ。
— 下田裕太 (@tk_ossan) 2017年5月16日
要約されていましたね。うん。
16年の8区区間賞で無名から知られてきたところからの、東京マラソン日本人2位。まぁこのレース日本人が全体的にひどいレースなんですけど、ひどい中での大学生の希望として君臨しました。一色や村山を抑えて。ついでに彼は誕生日が3/31だったのが功を奏して10代最速記録ゲット。一躍時の人です。
当時のニュース見つけました。
まぁ結局普通に選考されたので、オリンピアンランナーにはなりませんでしたが。それまで駅伝男田村1強だった青学の田村世代が、田村・下田世代になった瞬間ですよね。熱い。翌年箱根も同タイムで区間賞。3区秋山同様、湘南の星になったわけです。ゴール後のダブルピースにも象徴されるように、チームの盛り上げ役として現チームを引っ張っています。
普通のランナーならこれで終わりです。だが彼は、湘南の風の戦士。
あっ。
ただのオタクでした。ひどいね。バンキシャに伊織Tとか映したのどう考えてもあれなんですよ。東京マラソンの賞金10万円がブルーレイに溶けた話とか。たまに青学長距離ブロックのやつにぴにゃTで写ってるのもひどい。
今日の一言は下田裕太です
— 青学大陸上競技部(長距離ブロック) (@aogaku_rikujyou) 2017年12月15日
人からの評価と自分の評価は必ずしも同じとは限りません
人から評価された”らしさ”に合わせるのと自分が思う”らしさ”を出すのとでは大きく違ってきます
そういったことを含めて自分がどういった人間なのか考えて見てはどうでしょうか!? pic.twitter.com/xnwx3A8Z9l
どうせ最後はなにかの歌詞で来ると思ったらビンゴ。
話を駅伝に戻しましょう。今年は箱根5区説が原監督の口から出されました。5区を区間賞クラスの72分ペースで走ってくれると予想されることから、神野以来の山登りコンバートが期待されています(神野も2区からの5区異動でした)。5区で100%出されたら、「箱根のエターナルハーモニー」は青学のものでしょう。仮にいつも通り8区だったとしても、それだけで他チームにとっては脅威になってくるので。どの区間かは当日までわかりませんが、活躍に期待しましょう。東京マラソンにも注目。